弘福寺は 咳の爺婆尊という2体の石像を祀っています。
江戸時代の禅僧、風外禅師が自身の両親の供養のために
自ら彫った石像といわれています。
弘福寺開基稲葉正則公は風外和尚の温情に胸打たれて、
江戸下屋敷で供養されていましたが、同公の転封に伴い、
菩提寺である弘福寺にて祀らしめたものです。
向かって右側がお爺様、左側がお婆様です。
口に病がある場合はお爺様に、咳に悩んでいる方はお婆様に
お参りすると快復するといわれています。
新型コロナウィルス感染症の終息、
皆様のご安全とご健康を願い揮毫しています。